【サーファー永遠の課題】ローカルとビジターについて
これって
ビジターしか
知りませーん
って
人には難しくないですか？
ビジターとしては
海は皆んなのものなのに、なんで偉そうなの
なかなか海に行けないんだから、良いところでいい波いっぱい乗った者勝ち
みんなと行けばワイワイガヤガヤして楽しみたい
悪い表現で書いてますが、こんな気持ちはありました
でも、サーフィンを始めた頃に
よく色んなことを教わったのを思い出します
サーフィンの技術だけでなく
知識や態度とでも言いましょうか
幅広く教えてもらう機会があったことは今でも感謝しています
元々は大阪にいて
色んな所でサーフィンしてました
それはビジターとして色々なポイントに遊びに行きました
「ローカルオンリー」なんて書かれているポイントだってありました
でも、あくまでもローカルの人がいない時に遊ばしてもらう程度でしたが
波が良い時や
コンディションが整う時間はやっぱりローカルさんはやってきます
さすがですよね
そこのポイントのことを知り尽くしている
波があっても無かっても
いつもいる人達
いつも見ているから
いつも入っているから
いい時間やブレイクを見極められるんだと思うんです
そのポイントがいつまでもサーフィンが出来るように
日々、努力や活動を続けている人達
それがローカルと言われる人達だと思っていました
これは一緒にサーフィンに行く先輩や師匠さん達に
かなり教え込まれたのを思い出します
昔よく行っていた、和歌山という地域では
リーフのポイントが点在しておりましたから
やはりローカルをリスペクトする気持ちを持ちなさい
常に言われておりました
知らないポイントには入らないこと
駐車場やエントリーの方法など
ポイントにより沢山のルールが存在します
自分達はビジターとして遊びに行っている
挨拶は自分からしなさい
これもよく先輩達に言われていたことです
ビジターのお手本とは思いませんが
ローカルをリスペクトする気持ち
これは絶対に持つべきものだと思います
ビジターサーファーとして
遊びに行かせてもらっている
この気持ちだけでもいいんです
こんな気持ちを持っているからなのか
宮崎に移住して
ショップのホームポイントみたいなのがあります
ショップのチーム員は毎月ビーチクリーンをして
駐車場を貸してもらっている
地主さんにも管理を頼まれいて
そんなサーフショップに入り
ローカルとして自覚をしなさい
よくショップの先輩達に言われます
もともとビジターとしてサーフィンをしていて
やっぱりローカルの人が居るのと
居ないのとではポイントの雰囲気が変わることを知っています
自分としては
みんなで楽しくサーフィンできれば良いじゃん
そんな気持ちではありますが
ローカルの視点に立ってみて
様々なことに気づくことがありました
①駐車場のルールやマナーを守らない
これが一番トラブルの原因だと思います
地元の人に迷惑がかからないように
多くの決まり事などを設け
独自のルールを作っているポイントは多いです
これは今まで多くの問題が起こり
その都度、地元の人達で話しあった結果なのです
そのポイントでサーフィンが続けられるように
これは、とっても大切で
海があっても、そこで仕事や生活をしている人が
「サーファー立ち入り禁止」
なんて言い出した日には
ポイントが消滅することになります
そんなことがないように
ローカルの人達が率先して駐車場の整理をしているのです
実際にこれは本当に多いです
「駐車場はどこに停めて良いかわからないけど
サーフィンのポイントでしょ？」
「邪魔にならなさそうだから、その辺停めました
みんなも停めてるし良いと思って」
初めて行くポイントの駐車場のルールがわからない場合は
近くのサーフショップに尋ねてみるのが一番良いと思います
別に実際にショップに出向かなくても
電話をして聞いてみるとか
ポイントに居る人に直接聞いてみるとか
方法は色々あると思います
リーフのポイントに限らず
日本各地にあるサーフポイントには
必ず駐車場のルールが存在すると思います
夜中にエンジンをかけっぱなしで車中泊をする人
駐車場で宴会を始める人達
良いんです
楽しいことは共有すべきなのです
大事なのは場所なのです
車中泊や宴会は別にサーフスポットの駐車場じゃなくでも
少し離れた場所で楽しめる所があるはずです
決められた駐車場がいっぱいだから路駐
っていうのも、当然ながらダメです
時間をズラすとか、ポイントを変えるとか
考え方は色々あると思います
ローカルとして、ポイントに居ると
大半がこの駐車場の問題であることに気付きます
逆に言えば
駐車場のルールさえ知っていれば
大方のトラブルは回避できるということです
ゴミや排泄物など問題になることも聞きますが
これはサーフィンに限ったもんじゃありません
どこでも同じことなので
ゴミは持ち帰りましょう
②ノーリシュで入る
これはよく理解できないです
どうして、外しているのかがです
自分1人だけしか入ってないのなら解ります
他の人が居るポイントでなぜ着けないのか
これは理解に苦しみます
リーシュはしてください
③ロングエリアやサップエリア
なんてものが存在するポイントも
数多くあると思います
そもそも海はみんなのものなんです
エリア規制はナンセンスです
でもですね
ショートボーダーが居るポイントで
ロングやサップがアウトに陣取るわけです
セットを片っ端から乗り倒してしまう
どう頑張っても
「海はみんなのものだから、遠慮せずに乗ってください」
とは思えないですよね
「ちょっとぐらい分けてくれても良いじゃん」
「ポイント変えてくれても良いじゃん」
やっぱ感じてしまいます
ローカルの人達はショートで
ビジターの人達がロングの集団で入水
これはちょっと気を遣った方が無難だと思います
みんないい波乗りたい気持ちは一緒です
でも、圧倒的にテイクオフに差があるボードでは
乗れる本数に違いが生じ
トラブルに発展する可能性は高いです
ちょっとだけ、意識してみてはいかがでしょうか
とりあえず、ビジターでもローカルでもサーフィンが好きで
海に来ているわけです
自然のスポーツであり、そこで仕事や生活をしている人達もいます
海で遊ぶ際には、遊び場のルールを知った上で楽しむことが大事です
ルールを知っていれば、何もトラブルは生じません
ルールが守れていれば、みんな楽しく波乗りができます
ローカルやビジターなんて気にせず
みんなで仲良くサーフィンができる環境が一番だと思います
